病院の献立が欲しい

今までに三度の入院経験があります。二度は十代の頃なのですが、入院した病院は大きな総合病院でそれはもうご飯がおいしくありませんでした。どんなメニューが出てきたかほとんど思い出すことができません。しかし、一つだけ覚えているものがあります。それは驚くほど冷え切ってしまった鶏のから揚げです。あんなに冷え切ってしまい凍っていたのかと思うほどのから揚げは後にも先にもありませんでした。汁物やご飯粒はまだ温かさが残っていました。なので、おかずはほとんど手を付けずにご飯と汁物でお腹を満たしたように記憶しています。そのころは調理師さんや栄養士さんの存在を知らなかったので、看護師さんの求人の条件に「おいしいご飯を作ってくれる人」というのを入れて欲しいと心底思いました。
しかし、三度目の入院は違いました。出産のための入院だったのですが、私が選んだ産婦人科は料理が美味しいと評判の病院でもありました。しかし、残念なことに私は普通分娩ではなく帝王切開での出産でした。そのため、普通ならすぐに通常の食事ができるのですが、私の場合は三日目からしか通常の食事をすることができませんでした。小さな個人院ということもあってご飯はとても暖かかったし、レンジもあるので温め直すこともできました。評判通り、どのおかずもとても美味しかったです。自宅での毎晩の献立やお昼ご飯の献立を考えるのは本当に邪魔くさいし、悩みの種の一つでもあります。病院の献立が手に入れば栄養満点だしいうことないのになあと考えたこともあります。ひと月分を500円ぐらいで売っていれば、迷うことなく買います。息子も一歳を過ぎ離乳食が終わったのですが、栄養の摂れる美味しいご飯を考え出すのには本当に苦労しています。